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タイムマシンは完成すると思いますか?

今朝ある記事が気になりました。

記事の見出しには、「タイムマシン、空想じゃない」の文字があり、最初はタイムカプセルの誤植かなと思うほどでしたが記事の内容を読んでみたところ、とてもロマンを感じたのでご紹介します。

そもそもタイムマシンといったら、皆さんはどんなものを想像しますか?日本の国民的漫画のひとつドラえもんで出てくるのび太君の机から入っていける、独特なデザインのタイムマシンから、バックトゥザフューチャーのクルマ型タイムマシンデロリアンなど、老若男女それぞれの想像するタイムマシンがあると思います。

移動するのは距離ではなく時間でタイムマシンという名前の通りの乗り物ですが、どんなタイムマシンにも共通しているのが、空想上の乗り物だということ。そう、タイムマシンには、通常人間が自力では移動できない時間を移動するものとして、いつかあったらいいなという空想から生まれたものとしての描写しかありません。

つまり、基本的にはタイムマシンは空想の中の産物で人間には実現不可能な、夢や理想のひとつとして描写されているのです。ですが、理論的にはどうしたらタイムマシンに近いものができるかというのは、実は少しずつ分かってきているそうです。

そのキーポイントになるのが、アインシュタインの相対性理論なんだそうです。アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論によって、その10年後に一般相対性理論が生まれたそうですが、実はこの理論の中では時間や空間というのは、絶対に変化しないものとしては扱われてなかったようです。少し複雑な言い回しになってしまいましたが、要は時間や空間も質量などのように変化する可能性が十分にあると考えられていたということです。

そしてその理論を突き詰めていくと、光の速さに限りなく近い速度で動いたときに、時の流れは遅くなり動いているものと動いていないものの間に時間の差が生まれるそうです。

他にも、ブラックホールの周囲では地球上の1500億倍の重力が掛かっているので、時間の流れがとても遅くなり、ブラックホール付近と地球での時間のラグができています。地球ではどんどん時間が進むのでブラックホールの近くでは数時間でも、その間に地球では数十年が経過するそうです。

さらにSFの世界でもよく登場するものでワームホールというものがあります。このワームホールはブラックホールと似ており、強い重力を持っているので2つつなげることでゆっくりと時間が流れる道ができるそうです。

そして、ワームホールで作られたゆっくりと時間の流れる道を通り抜けることによって、通常よりも短い時間で入り口から出口までの距離を移動できるそうです。ただ、このワームホールを作るには、なんと惑星の中でも大きい木星10個分の天体を半径30メートルにまで圧縮できる技術が必要とのことで、理論はわかってもなかなか実現は難しいようです。

先に紹介した速さの理論とワームホールの理論を合わせることで、理論上では時間を移動できるタイムマシンが作れるそうなのですが、まだまだ先の話になりそうですね。

現状では時間は誰にも平等に流れますので、成長とともに老いも訪れます。そういったものと向き合ったときに、相続や財産整理などを始めようと思ったときは、志賀暎功税理士事務所にぜひご相談くださいね。

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