年始のテレビを振り返る
年が明け、いつも通りのスケジュールで毎日を過ごし始めたという人も多いと思います。年末年始のバタバタした感じが終わり、新年が始まると今年の目標を決めたり、どういった一年にしたいか思いをはせる経営者の方もいると思いますが、逆にこの時期だからこそ出る昨年の話題もあります。
年が明けて少し落ち着いてから出る話題のひとつが、年末年始のお茶の間で多く見られたであろう年末年始特番の視聴率です。例年いろいろな番組が意外な視聴率をたたき出したり、逆に視聴率が予定以上に下がったりと、毎年データを確認していると毎年楽しみにしている人がいる駅伝などのように、いろいろと楽しみようがある話題なのですが、ついつい年末年始が終わるとそこまでで特番の視聴率はあまり気にしない、という人が多くいるのも年明けの仕事が始まっていると考えると、理解できる気がします。
ですが、こういったメディアコンテンツについての情報を見ておくことで、昨年から今年にかけての人の状態などが影響しているので、小耳にはさんでおくだけでもちょっとした話のネタになるので、年末年始の話のネタに皆さんもちぇくする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今年の年末年始特番にて意外と人気だったと騒がれているのが、芸能人の格付けチェックという番組です。格付けチェックというタイトルだけを聞くといかにもなバラエティ番組を想像しますが、こちらの番組は実際に本物の高級品と安いもの、低級のものを比べて世間的にも良いとされている高級品や上級のものを当てるという番組です。
比較の内容も簡単そうなものから、むずしそうなものまでさまざまで毎年内容を楽しみにしているのですが、今年はコロナ禍の影響もあって、番組の途中で挟む休憩パートのようなおもてなしもなく、出演者もいつも出ている人がいないなどちょっと特殊な状態での番組放映となりました。いつもと違う状況になってしまったと考えると、必然的に番組の視聴率が下がりそうに感じますが、実は今年は番組最高の視聴率をたたき出したということで、番組の関係者も驚いているそうです。ほかにも軒並み年末年始の特番は視聴率が高めになっているということで、今年の年末年始は例年の年末年始と違い在宅で過ごす人が増えたから視聴率がアップしたかもしれないということでした。
確かに年末年始の会食や密を避けるとすると、自宅でテレビやインターネット配信の番組を見るしかないので、安定して知名度もあり誰でも気軽に見れる年末年始の特番をみる人が多くなるというのも納得できますよね。
他にも年末の定番になっている日本レコード大賞も昨年以上の視聴率で、年末特番の代表といっても差し支えない紅白歌合戦に至っては2020年最高の視聴率である40%も超えたそうです。新年の駅伝も同じように高視聴率をたたき出したそうで、その視聴率は約30%だったそうです。
では、これまでの番組最長視聴率をたたき出したという、芸濃人格付けチェックの視聴率はいったい何%だったのでしょうか。
正解は、約23%です。
紅白歌合戦や箱根駅伝と比較してみると、視聴率はそんなに高い印象がありませんが、2020年のレコード大賞が16%だったと考えると、それ以上の人が見ているということになるので、いかに今年は人気だったのかがわかります。テレビ番組も数値にしてみると、普段と違う部分が見えて面白いですよね。
税務も数字としてはっきりとさせて整頓することで様々なことがわかります。ですが、専門家でないと数字を出すのも整頓するのも難しいのが現実ですので、税金関係や経営関係についてサポートが必要になりましたら、ぜひ志賀暎功税理士事務所にご相談ください。