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今年もイベント事は減りそうですね

コロナ禍で外出が減っていると、ついつい家の中の温かさに慣れてしまいますが、現代は空調や断熱がしっかり機能している家や建物がほとんどなので、外出が減るとどうしても季節の変化による外の寒さがわかりにくくなってしまいます。
ですが、日本の四季はコロナ禍の今でも足を止めず毎日しっかり変化を続けているようです。

兵庫県にある六甲山をご存じでしょうか。六甲という名前を知っているという人や聞いたことがあるという人はたくさんいると思います。天然水の商品名やキャッチフレーズにもなったことのある「六甲のおいしい水」という言葉で、耳にしたことがあるという人もいる六甲山ですが、野球チーム阪神タイガースの六甲おろしで知ったという人も多いかもしれませんね。そんな六甲山にも大寒の厳しい寒さが襲い掛かったようです。

六甲山は観光地としても有名ですが、実は氷室がありまして、冬になると氷を作って貯蔵しておくことでも有名です。昨年と一昨年は暖冬だったこともあり、氷の切り出しをするイベントは開催できなかったそうです。ですから、今年も六甲山にある製氷用に作られている氷棚には、なかなか氷が出来るかどうか心配されていたそうです。

ですが、今年に入って寒さが続いているおかげで、無事氷棚に氷が出来たということで、1月20日にチェンソーを使って氷を切り出したそうです。氷の厚さは約15cmほどだそうで、切り出した後の氷は氷室に運んで夏まで保管されるそうです。

冒頭で紹介した空調も同じですが、現代は便利になった分生活環境が自然とはかけ離れてきているところがあります。ですが、この六甲山のように自然環境を利用して作る、手間のかかるものでも時代に取り残されず後世に伝えられて残っていくのは、情緒があっていいですよね。

六甲山の氷の切り出しは、今年はまだ2回開催予定だそうです。氷の切り出しイベントは六甲山の頂上展望台の氷棚で行うということで、見学できる可能性もあるそうですので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。1月20日の氷の切り出しイベントの時には、普段公開していない氷室の内部も短時間ですが見学できたそうです。

氷の出来は自然任せになるので、今年はまだ2回行う予定といっていても、実際に出来るかどうかもまだわかりません。ですが、こういった不確定な部分が自然と共存しているという実感も、こちらに与えてくれるので、便利な世の中だからこそあえて不便に感じがちな古い物事にも、アンテナを張っておくのがおすすめです。

六甲山の展望台や施設では時期によって、氷の切り出し以外にもイベントが行われているそうですので、近隣にお住まいの方や近くへお出かけ予定のある方は、スケジュールを確認してレジャーに行ってみるのもオススメだと思います。

六甲山の氷の切り出しだけでなく、どんどん便利になっていく日本の中でも大切に、とても大切に受け継がれ続けている伝統というのは、たくさんあります。大きく取り上げられるイベントだけでなく、ちょっとした地域の行事などでも伝統というのは、少しずつ形が変わったとしても引き継がれ続けていると思います。

親族で引き継ぐ遺産相続も、一つの伝統の引継ぎといえますが、人一人が長い時間生きてきたものを引き継ぐのは手続きも含めて、エネルギーと知識が必要になります。そういったときに、ご自身ですべてを行うのは、大きな負担になってしまいます。そんな時は、相続や税のプロフェッショナルとして、出来る限りの協力をさせていただきますので、ぜひ志賀暎功税理士事務所までご相談ください。ほかにも企業様の財務や支援、税務調査対策など持てる知識と経験によって、幅広いお悩みをフォローさせていただきます。

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